2018年11月2日金曜日

ボヘミアン・ラプソディ観てきました

「試写会のチケットが当たったよ」と娘が言うので、「アニメじゃ観に行かないよ」と私。
ところが話を聞いたらQueenのフレディ・マーキュリーが主人公の映画、「ボヘミアン・ラプソディ」だという。
当然Queenの音楽も聴けるし、これは観てみたい。ということで、
「当たったのは2枚?」「そう」ということで、行ってきました。




いやあ、良かった。感動モノでした。
最近あれだけの音量で音楽を聴く機会はめったにありません。

2年前のサンタナの武道館ライブくらいかな。
Queenは4人という小編成だからこその面白さがあるんだけど。

サンタナも大好きでもちろん良かった。ツインドラムスで大迫力、素晴らしかった。

Queenの持ち味はフレディのボーカルはもちろん、コーラスのすばらしさ。
ブライアン・メイのメロディアスでビブラートのかかった個性的なギター。

残念なのが当然歌詞が英語なのでわからない。しかも難解な歌詞が多い。
キーが高い、歌詞が難しいので一緒に歌えない。
カラオケで歌えるのはキーを下げて 「We are the Champion」のみ。

映画に戻ると。
出だしが「20世紀フォックスのテーマ」なんだけど、あれっ音が歪んでるかな?
よく聞くとオーケストラでなくブライアンメイのギターだと思う。
つまりQueenが演奏してる。
映画の中でQueenは全員が理系だと分かった。
バンドやってなければ歯科医、天文学者、電気工学の分野である程度までは行ったのではないか。
現にブライアン・メイはその後大学院に戻り天体物理学博士号を取ったということで、音楽と理系の才能を開花させた。
映画にまた戻ります。
フレディがQueenの成功後に脱退しソロになってから、またQueenに戻っての「ライブ エイド」での演奏シーンは圧巻です。(映画ではそうですが、実際は脱退はしていないそうです)
これは単にQueenの音楽が素晴らしいからに尽きます。
改めてQueenの才能を見直しました。

比べちゃいけなけど・・・
Beatles と比べて 歌唱力は 文句なくQueenが上。
コーラスのうまさも 同じ。
ギターのうまさ、構成力もジョージハリソンよりブライアンメイが上手。
ドラムス、ベースも Beatles が勝っているところがない。
唯一、Beatlesはあの頃の時代(60年代)であれだけのことをやっていた、ここがすごい。

違う視点で思ったのは、昔なら平気で大きなスピーカー(30cm3ウェイ)で100Wくらいのアンプででかい音出して聴いていたんです。
でも今はそんな近所迷惑なことしたらえらいことになります。刺されるか?殺されるか?
いえ、うちの近所に怖い人がいる訳ではありませんが。
今の日本の住宅環境だと無理ですね。
いくら高性能のヘッドホンで聴こうが、BOSEの小型スピーカーで聴こうが、大型スピーカー、アンプには到底かなわない。
大型スピーカーもアンプもあるのだけれど、鳴らせない。残念です。

映画を見終わって余韻が残っていたので、風呂に入るときにiPhoneでSpotify(音楽配信)を立ち上げて防水スピーカー(AnkerのSoundcore2)でQueenを聞きたくなりました。
当然小音量ですが。

ところがアルバム調べたら、なんと「ボヘミアン・ラプソディ」のサントラ盤が全曲あるのに気が付き、早速1曲目から再生することに。
まだ、数日前に配信されたばかりでした。さすがに映画と同時にみたいですね。
1曲目は「20世紀フォックスのテーマ」と40秒くらいですが、ちゃんとクレジットされてました。