2012年6月2日土曜日

古いノートパソコンの再生

お客様に新しいパソコンを購入して頂き、古いノートパソコンをいらないとお預かりしました。
確かに古くWindowsXpだとサービスパック1でないと動かないし、かといってそのままだとセキュリティに問題が。
しかもマイクロソフトはWindowsXpだとサービスパック2以降でないとサポートもしない。
ということで、捨てるに忍びなく・・・
いつもの実験をしました。

「ライブCDの部屋」で適当な(それこそ適当に選ぶ、これが楽しい)LINUXのディストリビューション(方言みたいなもの?適当な説明ができないです)を選び、ディスクイメージをダウンロードする。

http://simosnet.com/livecdroom/

もちろん古いパソコンだから予め動作の軽いものを選ぶわけです。
でもなるべくかっこよいのがいい。

ということで、knoppix の最新版を入れましたが、いまいち相性が悪いのか時々固まる。

今、LINUXで一番人気の「Ubuntu」の軽量デスクトップ版を入れたのですが、やはり重たい。

3つくらい試した後に、ダントツに良かったのが「DREAM LINUX」です。


なんといっても、普通に使えるのがいいです。
画面下のほうにかっこいいアイコンがずらっと勢ぞろいして、マックに似ている?

前より格段に速くなりイラつくほどではなくなりました。
メールとインターネットならこれでも十分です。

2012年6月1日金曜日

ウィルス「security shield」に感染

今回のパソコン修理はソフト修理です。
電話によるとお客様のPCがマルウェアかウィルスに感染したらしい。
とりあえずお預かりし起動すると早くもこの画面が


英語でほらこんなに感染しているよ!と恐怖心をあおらせます。
左下には完全版を買え!とリンクがあります。

おそらくマルウェアと決め付けて「スタート」「ファイル名を指定して実行」「msconfig」と
msconfig を実行しようとしてもエラーになり msconfig が実行できない。

そこで、セーフモードで立ち上げ、再度 msconfig を実行し「スタートアップ」を開き


スタートアップ項目を調べてみても怪しいものはない。
仕方なくやや怪しいものを削除し立ち上げるもNG。security shield が立ち上がっている。

通常の方法ではお手上げなので、WEBで調べてみると・・・
かなり情報がありますね。
そこにこのウィルスを削除する方法が説明してありました。
結局、ボランティアの方がこのインチキソフトの正規ID(パスワード)をWEBに公開しているので
そのIDを入力し、購入したことにしてWindows上から削除するといういことです。

下のリンク先がこのウィルスの本体です。これを削除しました。


削除後に元々入れてあったマイクロソフトの「セキュリティ エッセンシャルズ」も無効になっており一旦削除し、最新版を入れなおしてフルスキャンしてOK。
念のため違うウィルス削除ソフトを実行しお客様に返します。
それにしてもほとんど更新をしていなかったようです。
JAVA、ADOBE関連、Windows、アンチウィルスの更新をしっかりされるようによくご説明しなくては。