2013年11月25日月曜日

エアコンの不良工事

新築時に建築業者から設置してもらったというエアコン。
お客様から新しくし交換して欲しいと言われましたが・・・
機種からするとわずか8年。

調べましょうかとお話しすると、メーカーに散々見てもらったそうです。
何でも2年おきに効かなくなるみたい。
屋外機のコンプッレッサー交換までしたそうですが。

もう諦めて「新しいのでいいです」ということで2階の部屋の壁面に2連梯子をかけて外そうと・・・



ありゃー、テープをはがしてみると、断熱材が5cmくらいありません。
水平部分なので、引っ張られてしまったわけではなさそう。
断熱材がないとその部分から熱が逃げてしまい、エアコンの効きが悪くなります。
どうも工事の質は良くなさそうです。
穴にスリーブは入ってないし。
パテも無いし。

じつは、このエアコン(2階)の下にある1階のエアコンも3年ほど前にガス漏れでメーカーに依頼したことがありましたっけ。

しかもジョイント部分の断熱材の内側がやや黄色くなっています。
おそらく(あくまでも個人的な推測ですが)ジョイントの不良工事でガスが漏れていたんでしょう。

メーカーのサービスマンはガス漏れが起きた場合、接続部の工事ミスなのか機械の不良なのか
なかなかはっきりと分からないケースもあります。
特に少しずつ漏れてきたガス漏れは判断が難しいです。

今回のケースのように2階の壁面に2連はしごをかけてジョイント部分のガス漏れ検査まではしないことが多いです。結局ガスチャージをして様子を見るということになります。
ガス漏れ検知器も最近は精度があがり良くはなってきているのですが、息を吹きかけたり、蚊取り線香の煙でも敏感に反応してしまうほどデリケートなものです。

そして、また2年くらいすると効かなくなるというわけです。
あるいはガスがなくなった状態で長時間運転しすぎると負荷が無くなるので空回り状態になりコンプレッサーが壊れるということもあるそうです。

今回の買い替えでは配管や配管カバーがまだきれいなので、そのまま使うことにして、屋内機と屋外機のみを交換しました。
そのために高所作業でしたが通常料金ですみました。
お客様からも安くできて助かったと喜ばれました。




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