前回、iOS(iPad)のpysonistaというアプリを使ってトライしましたが、うまくいきませんでした。
残る選択肢としては、WindowsパソコンにPythonをインストールしてプログラムを組む。
それとも?Windowsでしゃべらせることができるものを使って作る。
まずはPythonでしゃべらせようとWEBで調べてみると結構記事が載ってます。
そこで書いてある通りにしゃべらせるモジュール(短いプログラムみたいなもの)をインストールして、書いてある通りにプログラムを打ち込み実行するもエラーが出てしまう。
Pythonのバージョンとモジュールのバージョンが違うのか?
PATHが通っていないのか?原因不明で仕方なく、Pythonを入れなおしました。
Pythonの環境を作るにはいろんな方法があってその辺が影響しているのかもしれません。
1)普通にPythonをインストール
2)ANACONDA という統合環境を一緒にインストール
3)Googleの Colaboratory を使いブラウザから実行する
4)Jupiter Lab を使う方法
自分の場合これら全てやってみたので残骸が残ってる可能性があります。
簡単なのは3)、4)なのですが、やはりしゃべれない。
しかもPythonのGUI(グラフィック関連)が良く理解できてないので、これからしゃべらせてそれからGUIを作ってくのも大変です。
その後、ひょっとしてと思い試したのが EXEL でした。
Google で 「エクセル しゃべる」で検索すると、なんと出てきました。
セルにある文字をしゃべる事ができるのです。
詳細はほかのサイトに詳しく説明してあると思いますのでここでは割愛します。
要は、しゃべる設定さえしておけばセルに保存してある文章を読み上げます。
ということで EXEL で作ることに決めました。
配置はこんな感じでと大雑把に作り、細かいところを少しずつ直してここまできました。
最初はプログラム(VBAマクロ)を使わずにと考えてました。
が無理っぽいのでしゃべる部分のみマクロをプログラミングしようかなと。
商品名はかなり大雑把でも良いから少なくした方が使いやすいです。
写真のように数字で前のセルに打ち込んでそれを変換して右のセルに商品名を表示するつもりでした。(VLOOK関数を使います)
ところが最初の問題が起きました。
商品名、単価、数量等の情報を転記した後でデータを消去しなくてはなりません。
が、商品名の左のセルに式(VLOOK関数)が書いてあるので、これを消すと商品名が表示できません。
消去しないと商品名が表示されたままです。
結局、VLOOK関数を使うのはあきらめて、プルダウンリストから選択する方法に変更しました。
ところがリストの字が小さいので使い物になりません。
ググってみても字を大きくするには相対的に作ったセルの大きさを小さくするしか方法はないようです。
しかも、商品名が5,6個なら簡単なのですが多いと選ぶもの大変で面倒そうです。
これではしょうがない、VBAマクロなるものを勉強してみようかな?と思い立ちVBAマクロの本を購入しました。
VBAマクロはマイクロソフトの VISUAL BASIC を基本に作られているそうなのですが、私は30年ほど前に訳が分からず挫折したいやーな記憶が残ってました。
ところが本を開くと昔独学でかじったBASICに近いプログラムなので意外ととっつき易く、これなら行けるかもと思いました。
VISUAL BASIC 単体と違ってエクセルに結果がすぐ返ってくるのが面白いです。
ということで、VBAマクロで しゃべるレジを作ることに決定しました。
しゃべるレジにこだわるのは単に「面白そう」と思ったからです。
その3に続く