2012年12月5日水曜日

街路灯のLED化工事

今日はヨシダデンキの所属している、川越の「大正浪漫夢通り商店街」の街路灯の工事をしました。
今までの「スカイビーム電球」を使用した場合ですと、高価な電球が約1年未満で交換する必要が、また電気代も150Wですからかなりかかります。全部で12灯もありますからLED化をすればかなりの経費削減になります。

今まではこのように上部にスカイビーム電球があります。スカイビーム電球は水銀灯と違い寿命は短く蛍光灯と同じくらいです。そのくせ水銀灯同様に安定器を使います。

下部には電球型蛍光灯がついていました。

スカイビーム電球のソケットは特殊な形状のためそのままLED電球をねじ込むわけにはいきません。そこでスカイビーム電球の回路は撤去し、本来は常夜灯の役割である下部のソケットにLED電球を設置することにしました。これからの作業のために街路灯の下側の点検部を開けて安全器をおろします。
街路灯のような大きいワット数のLED電球の場合、電球とは別に電源が必要になります。
家庭用のLED電球は内部に直流の電源回路を持っているのですが、大量販売のためあんなに安く販売しています。
当店でも家庭用LED電球は40Wから60W相当(電球直下の明るさ)ですと1000円以下です。

スカイビーム用の安定器を外し、安全器からの電線も外します。
もうひとつの安全器(電球型蛍光灯用)からの電線と電球型蛍光灯へのジョイント部分を切断します。
切断した安全器電源側をLED電源部の100V入力側に接続し、電源部の出力側を電球型蛍光灯へ接続します。このとき注意点は電源部の出力は直流なので電球型蛍光灯のソケット部の極性をチェックすることです。
事前に調べてみると青のケーブルがプラスでグレーがマイナスでした。
電源部は以前のスカイビームの安定器よりかなり小型ですっきりしました。

スカイビーム電球を撤去して


今回使用するLED電球は街路灯で定評ある岩崎電機製の200W型(実際の消費電力は37W)です。
口金はE39なので通常のE26よりかなり大きいので変換ソケットを使いました。

無事に点灯しました。やはりかなり明るいですね。何しろ150Wから200Wに。
これなら防犯にも貢献するでしょう。
これで、電気代約四分の一、電球の寿命約10倍になりました。 

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